養蜂家になるには

養蜂家になるための5つの方法

専業で修行する

代々続いている専業の元で修行が出来れば、高い技術力を身に着けることが出来る。3,4年は基本技術の習得の期間が必要だと言われている。将来独立を考えている人や養蜂を極めたい人は、専業の元で働くことが一番の近道

ただサラリーマンのような完全週休二日制は期待できない。農家と同じで週一日の休みだったり、採蜜時期は朝がとても早く、蜂蜜が貯まった巣箱は岩のように重い。蜜蜂をたくさん飼育している業者ほど肉体的にきつく重労働。

九州から北海道など、県をまたぐ移動養蜂家であれば数か月間家を空けることはざらである。厳しい労働環境だが、プロのもとで学ぶと蜜蜂の育成技術が身に付きや仕事の効率もあがる。

専業やプロの養蜂家の世界は、どちらかというと閉鎖的な業界であり、情報や代々受け継がれ蓄積されてきた経験のノウハウがオープンになっておらず、それらを得るには中に入って働くしかない。自分の適性を判断して、厳しく肉体的にきつい労働環境と徒弟制度が色濃く残っている業界でもやっていけるなら、間違いのない確かなプロとしての技術力が身につけられる。

スクールに通う

残念ながら日本では養蜂専門学校はまだなく、大学で学べる所は数が少ない。研究としては玉川大学や京都産業大学が有名。

海外に目を向けると、フランスやニュージーランドなどの養蜂大国では実地で学べる所がある。

日本では養蜂家が養蜂体験を提供したり、塾のような講座形式で学べる所はある。入り口としてこのような所で学んでみて、場所が見つかれば蜜蜂を飼育し始めるのもひとつ。

養蜂会社に入社

全国には大手や中小の養蜂会社がいくつもある。移動養蜂家の中継地点として岐阜に会社が集中している。

蜂蜜屋さんや都市養蜂をしている会社もたまに求人募集がある。そのような会社でいちサラリーマン養蜂家として働くことも選択肢のひとつ。

ただし養蜂現場に配属されるには、きちんと募集要項に養蜂現場で作業員を募集しているか確かめる必要がある。例えば前職で営業が得意な人が現場を希望しても、入った後に急に営業に回されたりしないようにしっかり確認したほうが良い。

大手の養蜂会社は専業と同じくらい体力的にきつい。養蜂家から膨大な群数の蜜蜂を買い取り出荷するので、箱の荷積みや荷下ろしなど引越し業者と同じだ。

求人の募集が春先に良く出るので、求人サイトに登録してチェックしておくのがおすすめ。徒弟制度の職人養蜂家の元だと休みの少ないが、会社勤めなので勤務体系も普通の会社に近い所が多い。

海外で学ぶ

WOOFやワーキングホリデーを利用して海外の養蜂家のもとで学ぶのも一つの手段。雑用的な仕事しか任されない可能性が高いが、それでも一度経験するとしないとでは自分で始めた時の経験値の差となってあらわれるはずだ。

養蜂は世界各地で行われ、国によって飼育技術や機材が異なるので、見てるだけでもためになるし、日本で始めるときにはその経験が宝になる。

独学

自宅の庭や飼育場所が確保できる人なら、飼育届を出して養蜂をスタートできる。最初は分からにことだらけで、ネットの情報に頼ることになる。ビギナー向けに飼育方法が書かれているサイトや動画サイトなどを参考にしながら蜜蜂を飼育していく。近所に養蜂家さんがいればアドバイスをもらうことがとても役に立つ。

実際に飼育場所を見つけ飼い始めても、女王蜂の喪失や越冬失敗、ダニや病気で蜂群が全滅したり、失敗だらけになる。しかし養蜂が好きで学び続ければ、その経験が宝になり、飼育技術も上がっていく。

その先には商品として出荷できる蜂蜜を採ることが出来るようになったり、越冬もできるようになり毎春蜂を新たに買う必要もなくなる。

さらに技術が身に付けば、受粉用に蜜蜂を貸し出したり、女王蜂の育成も出来るようになる。

年々飼育技術が向上していくにつれ、今後の養蜂との付き合いを決めていく。趣味でやっていくのか、副業として蜂蜜を採り販売したいのか、または専業として蜂蜜生産、受粉用蜜蜂の販売リース、種蜂の育成・販売までするのか。蜂群数や飼育技術、そして自分の時間や体力なども考慮に入れて選択していく。

独学でお薦めなのは、ネット動画を観ること。海外の動画だと同じ採蜜作業でも国によって全く異なるので日本の動画と見比べるだけでも参考になる。言葉が分からなくても、動画ならある程度作業内容が推測でき、特に海外の養蜂家たちがたくさんの動画をアップしているので、問題にぶつかった時に解決の糸口になる。

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